2006/05/01 |
自分が歳を取った感じた瞬間。
ある特定の毛穴から生えてくる鼻毛が、常に白髪だと気づきました、籐太です。
俺とスッチー2の完結編をやる予定でしたが、うまく更新の時間を取れなかったので、先に4月のまとめをやることにしました。
もう、5月だけどな。
んでは、一応、ネタバレ注意ってことで。
▼書籍
○零崎双識の人間試験
○ネコソギラジカル(上)
○ネコソギラジカル(中)
○ネコソギラジカル(下)
作:西尾維新
噂の戯言シリーズを完結編まで、一気に読んでやりましたよ。正直、グダグダ感は否めませんし、結局、ありがちな答えに落ち着いちゃったねとか、ラスボスが突然「実は俺って何も考えてないんだ」と言い出したときは、どうしてやろうかと思いましたが、ラストは大団円でよかったかな、と。
まあ正直、完結編より、外伝の人間試験のほうが読めるというのはどうかと思いましたけど……
後、戯言シリーズって、ミステリーじゃなかったんですか?
○撲殺天使ドクロちゃんF
作:おかゆまさき
……このシリーズ、作者自身も惰性になってきたんじゃないかと心配です。
静希ちゃんの入浴シーンがあったのはよかった。
なのに、のぞきシーンがなかったのは不満だが……
○とらドラ!
作:竹宮ゆゆ子
作者が元エロゲーライターだったためか、エロゲー的ご都合主義が散見されるが、それでも私はかなり好きです。
道ばたの電柱を、二人がかりで文字通りの竜虎乱舞でぼこぼこにするシーンは、非常に共感してしまったので私の負けです。
後、作者の人は2年ほど前に、突然、エロゲーを卒業すると言って、サイトを閉鎖してしまったあの人ですよね?
……好きな食べ物がセクハラなところ(魚の生殖器)とか、まんまなんですけど。
○インベーダー・ストリート
作:菊地秀行
『風の名はアムネジア』と『インベーダーサマー』をセットにした復刻版。
アムネジアはかなり好きな話である。
人間の醜さとやさしさが、心に染みます。
その代わり、インベーダーサマーのほうは、現代的にはちょっと受け入れられない内容ではないでしょうか?
昭和期の作品として、割り切って見れば、これもいい作品なんですが……
○でぃ えっち えい
○でぃ えっち えい そのに!
○でぃ えっち えい そのさん!
○でぃ えっち えい そのよん!
作:ゆうきりん
ぶっちゃけ内容にはまったく期待していなかったが、作者が経験豊富なベテラン作家なおかげか、意外にも普通に読める作品だった。
タイトル通り、そして期待通りにエッチィ作品。
そのに! の寸止めぶりには、イラッときましたが、この辺りから主人公にもヒロインにも主体的な行動が見られるようになって、好感が持てるようになった。
巻を重ねるごとにおもしろくなってると思う。
同時に、エロ度も巻を重ねるごとにパワーアップ。中高生が読む作品でこんなことしちゃっていいんですか!?
○お姉さんはサンタクロース!
作:わかつきひかる
完膚無きまでにエロ小説だ。
ヒロインが町中で、セックスとかオナニーとかうれしそうに大声で話すシーンは正直、萎えた。
内容は、まあエロ小説としては安心して読めるレベルか?
あと、エピローグで最後の一行の直後、主人公はビンタされたんじゃないかと、ちょっと心配です。
○マジカルウィッチシスターズ
作:蒼井村正
これもエロ小説。
主人公が美女三人に、よってたかって陵辱される話。もっと普通な内容かと思ってたので、ちょっとびびる。
M属性があるなら、非常にお奨め。
○コズミックナース ユキナ
作:小湊拓也
エロ小説3連発です。文句あるか?
この手の集団陵辱ものとしてありがちなんですが、一つ一つの行為に集中できず、どこでハッスルすればいいのか曖昧なところはよくなかった。
でも個人的には好きだ。
ちなみに好きなキャラは、蜘蛛クランケ。
「看護婦さんは、どうしてそんなにいやらしいんだよおおおおお〜〜〜ッ!」と叫びながら、ヒロインのおっぱいにチ●コを擦りつけてくるくだりには、感動すら覚えた。
○乃木坂春香の秘密
作:五十嵐雄策
同属嫌悪もあって、正直、ちょっと耐えられない内容でした……動物に喩える独特の比喩表現は、ちょっと参考になるかも。
▼マンガ
○デカスロン 1〜5
作:山田芳裕
陸上の十種競技をテーマにした作品。
凄すぎる演出と変態しか登場しない異常なインパクトを放つ奇作。
やり投げのシーンとか、ミサイルでも発射したのかと思いましたよ。
○シグルイ 6
作:山口貴由
まさか、虎眼先生が……
今まで先生の異常な強さが際だっていたので、伊良子が先生を上回るにおいて、もう少し説得力が欲しかったか?
何はともあれ、早く7巻を発売してください。
▼同人
○東京ラバー
虎の穴で流れていたデモに惹かれ、同僚に買わせた。
最初、これだけしかないのか? と落胆しそうになったが、じっくりプレイしてみると、アニメーションの量が異常に多いことが発覚。
私は大変満足です。
◎総括
4月読んだ書籍は15冊。
今年読んだ書籍は、これで52冊です。
ちなみに4月の個人的お奨めは『とらドラ!』ですかね。不満点もありますが、今月読んだ作品の中では一番共感できる部分が多かった。
ていうか、4月はラノベとエロ小説しか読んでないという事実に愕然とします。
まあ、先月と今月は、私の中でラブコメ&エロ小説強化月間だったので、別にいいんです!
よって、5月もラノベとエロ小説ばかり読む予定の、籐太でした。 |
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2006/05/08 |
個人的に超期待していた『ウィズ アニバーサリー』が発売されましたよ!
早く作業から解放されてプレイしたいと願っている、籐太です。
『俺とスッチー2』、その後のお話。
なんとか、スッチーのメアドをGETした後は、そのまま友人の結婚披露宴に参加したわけですよ。
すでに今回の主目的は果たした後なので、すべてを許せる広い心で臨みます。
そんなわけで、友人二人が見せつけるラブラブ幸せぶりも生暖かい目で見守ることができました。
さて、お色直しの間に『二人のなりそめ』として、とあるムービーが流れることになっています。
実はそのムービーの脚本&ナレーションを私、籐太が担当していました。
ムービー自体と声優は、夫婦が自分で担当。
私よりがんばっていました。
一応、簡単にストーリーを紹介しておきましょう。
『竹取物語』をベースにしたお話で、かぐや姫(=嫁)が彼氏(=夫)に次々と貢ぎ物を要求。さんざん貢がせた挙げ句、「私、月に帰るわ」と言い出し、ブチキレた夫がプロポーズ。「もう君を離さない、ぶちゅ〜」という内容でした。
適当に一生懸命、作った甲斐があって、友人及び親族一同にもバカ受け。
新婦の父も感動のあまり、「いやあ、おもしろかったよ、ガハハ」と言って泣き出すほど。
ちなみに脚本の第一稿では、かぐや姫を「竹藪で拾った」と告白した新婦父が、新婦母に「隠し子ね!」と言われて刺されて死んだりしていました。しかしあまりに酷いので、第二稿ではバックドロップで首の骨を折られて死亡。
この辺りで、結婚式で新婦父が死ぬ話を流すのは問題だと気づき、第三稿では首が折れた後、新婦母の人工呼吸で蘇ることにしました。
まあ、最終稿では全部カットしたんですが……
そうとは知らない新婦父はビールを片手に「いやあ、籐太くんありがとう」とお礼まで言っていましたよ。
どういたしまして
その後、両親から新郎新婦へ宛てられた手紙など、定番のイベントも。
そこで新婦は半笑い、新郎は号泣していました。
ていうか、ここでも新婦父は大活躍。
手紙で感動させるのかと思わせといて、ただのギャグ締めて来ますよ。ぶっちゃけ、俺よりおもしろいし……
こうして無駄に敗北感を植え付けられつつ、披露宴もつつがなく終了。
そこからさらに二次会、三次会とあったのですが、朝から参加していた私はへろへろ。
あまり楽しむ余裕はない、って感じでした。
ああ、そうそう夜中になってスッチーからメールが来た。
内容は秘密だ。
ちなみに、一緒にディ●ニーランドへ行くという企画もあったり、なかったり……実現するのかどうかは知らんが。
どっちにしろ、スッチーのネタはもうこの辺で終わりにしたいと思う、籐太でした。 |
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2006/05/15 |
最近、罪悪感を覚えたこと――
病院で順番待ちをしながら、看護婦が陵辱されるエロ小説を読んでいたとき。
……脳神経科を受診した方がいいんでしょうか? 籐太です。
さて、読書つながりで先週発売した『お留守バンシー(2)』の話でもしようかと思います。
当然のようにネタバレしまくっているので、読む予定のある方は回避推奨です。
実は以前、一巻を読んだときから、私は早く2巻が出ないか、早く2巻が出ないかと期待して待ちかまえていたわけですよ。
まあ、知らない人のためにもまずは、ストーリーを紹介。
主人公はバンシー(精霊の一種)のアリアちゃん。
見た目12才の幼女で、職業はメイドという、みんな大好きな萌え萌えキャラです。
そんなアリアちゃんはご主人様のブラド様(ロリコン吸血鬼)の命令でお留守番をすることに!
そこへ魔物狩りを生業とする凄腕クルセイダー、ルイラム(齢70にしてロリコン)が現れます。
ルイラムは「お前のおっぱいを吸わせるのじゃ〜」とアリアちゃんに襲いかかってくるじゃないですか!?
死闘の果て、アリアちゃんはなんとか乙女の純潔を死守しますが、ルイラムは孫と一緒にアリアちゃんの住むお城で一緒に暮らすことに! 乙女の危機再びです。
早く戻ってきて、ブラド様!?
さて、アリアちゃんの純潔がいつ奪われてもおかしくない、という緊迫した状況で第2巻のお話は始まります!
前半、戦いのせいで破壊されたロビーを修理するなど、日常が淡々と描かれますが、ロリコン爺とアリアちゃんが同棲していることを知ったブラド様が手紙を送ってきた辺りから話は急展開!
アリアちゃんをお城の外に呼び出したブラド様は、ルイラム打倒の秘策を授けると言い出します。
「まさか、ご主人様が自ら……!?」
ついにロリコンVSロリコンの壮絶な死闘が幕を開けるのか!?
と驚くアリアちゃんに、ブラド様は「俺は戦いなどという野蛮なことはしない」と言いますが、本当はチキンなだけということを私は知っています。
ちなみにチキン野郎、ブラド様が考えた秘策とは、ヒットマンを雇うこと。
まさか、他人任せとは……
その上、ブラド様が実はロリコンではなかったことが発覚!
ご主人様と手を繋ぐだけでドキドキして幸せな気分になっていたアリアちゃんを置き去りにして、いきなり妙齢の女性と腕を組んで夜の街に消えてしまいます。
12才の姿から永遠に成長することができないアリアちゃんは嫉妬と悔しさで体育座りですよ。
でも、ブラド様はロリコンに決まっているので、あれはただのカモフラージュでしょう。
アリアちゃんは心配する必要ないと思いますよ?
さて、さっそくブラド様が送ってきた刺客・ドルジュくんがお城へやってきます。
ドルジュくんは、イケメンで鈍感で、女にモテモテという、まるでエロゲー主人公のような男。
まさにロリコンにとっては天敵のような存在です。
ここにイケメンVSロリコン爺による世紀の対決が始まりましたよ。
ルイラムはルックスの差による戦力差を埋めるべく、得意の『悪魔祓い術』で、イケメンに対抗します。
しかし、ドルジュくんは人狼。変身する前は人間と代わらないため悪魔祓いなど全く通用しません。
窮地に立たされるロリコン爺。やはり、生まれ持った顔の差は埋められないのか!?
そこで変身し、一気に勝負を決めようとするドルジュ!
しかし、彼の変身に必要なものは満月ではなく、なぜかゴキブリ。
ゴキを探して、床に這いつくばるイケメン。
だが、アリアちゃんによって日々清潔さが保たれているお城にはゴキブリが一匹も存在しないことが発覚!
しょせん変身できない人狼などロリコンの敵ではありません。
アリアちゃんの自爆によって、爺との同棲は、これからも続くことになりそうです。
一方、ロリコンに負けたことがよほどショックだったんでしょう、イケメン・ドルジュくんも体育座り。
だが、ヒットマンとして雇われたからには、このままでは帰れません。
魔女の助けを借り、ロリコンへのリベンジを誓いますが、さてはて……
以降は実際に本を手にとって、確かめてください。
ああ、一応、言っておきますけど実際の『お留守バンシー』はここまで卑猥な話ではありません。
特に驚きはないですが、普通に楽しめるといった感じの普通の話ですよ?
とりあえず、早く3巻が発売しないかと心待ちにする、籐太でした。 |
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2006/05/22 |
クロスネットさんのHPにて、『アヤカシ回顧録』の第6話が公開されています。
毎月公開されてきたこのシリーズも、これで最後。
密かに回顧録の中では、私が一番、気に入ってる話だったりします。
籐太です。
あのですね、ほんと心の底からどうでもいい話なんですけどね。
現在、お世話になっている会社のトイレにはウォシュレットが装備されてるんですよ、ウォシュレットが。
ある夜、遅くまで残って働いていたときのこと。
無論、私も人間なので生理現象があるわけで、トイレに乗り込むじゃないですか?
するとどうですか!
ウォシュレットに節電中というランプが余分に一つ点灯してるんですよ!
いったいどういうことって思うでしょ?
節電してるのに、ランプが一つ多い!
そりゃですね、発光ダイオードを光らすのに必要な電圧は、たった0.02A(アンペア)ですけど、そこまで知っていても気になる物は気になる。
飲むと舌が真っ青になる着色料『青色1号』が実は、塩より毒素が弱いと知ってても、うんこの色までハワイアンブルーに染め上げるような添加物が入ってる食品を口に入れたくないのと同じです。
そもそもですね、何が一番、不満かと言えばですよ?
節電中にも関わらず、ウォシュレットの機能になんら障害がなく、問題なく使用できてしまったことです。
普通に使えるなら、常に節電してればええやん!
いったい何が変わるんだ?
考えれば考えるほどわからなくなり、その日は夜も眠らず、考え続け……その果てに私は、一つの結論に到達しました。
そんなことはどうでもいい。
お粗末様です、籐太でした。 |
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2006/05/24 |
今、ぱっとネタ帳を開いてみたところ……
お好み焼きスパゲティ
とデカデカと赤ペンで書かれていた。
ジャパンとイタリーによる謎のコラボレーション。
とてもおいしそうだと思った、籐太です。
……忙しいので今日はこれだけ。 |
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2006/05/28 |
人間誰しもこれをされたら必ず激怒してしまう、というブチキレポイントが必ず一つはあると思うんですよ。
もちろん私だって人の子です。ブチキレることだってある。
そんな私がキレる十代の如く、ついつい吠えてしまうブチキレポイントとは――
アキバ系特集が、しょっちゅうテレビで放映された頃。
毎回、必ずと言っていいほど『ツンデレ』の解説が入り、それを聞いたアイドルが
「私もツンデレかもしれませんね☆」
と、言ったとき――。
正直、龍虎乱舞を撃つ寸前だ。
だいたいですねえ、私の中でツンデレというのは架空のキャラクターに対する分類なんですよ。
キャラクター性の一種なんです。
実在の人間とは違うの!
つまり、ツンデレはアンドロイドとか猫ミミ娘と同じようなものなんです。そんな奴は実在しない。
そして、実在しないからこそいいんです!
それをお前らは「ツンデレかもしれません」っていったいなんだ?
直前にアンドロイドや猫ミミの解説が入ったら
「私もアンドロイドかもしれません」
「私も猫ミミかもしれません」
「私もメイドかもしれません」
とか言うつもりか!?
んなわけねーだろ!
まったくいい加減にしてください。
……でも、いきなり目の前に本物が現れたら、喜ぶかもしれません。特にメイド。
人間なんてそんなものだ、籐太でした。 |
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