2006/03/06 |
この間、オタクの聖地、秋葉原に行ったときのことです。
電撃か何かのドデカい広告看板が出ていたわけですよ。そこには……
『萌えはもういい、燃えろ』
というようなキャッチが書かれていました。
ふーん、と思いながら、看板のすぐ下辺りにある本屋に入店。そこで売られていた、今年度、電撃小説大賞・大賞受賞作品のタイトルはなんと……
『お留守バンシー』
果たして、これは燃えるのか? 籐太です。
ネタバレ注意。
とはいえ、タイトルだけで作品を判断するというのは危険です。読んでみれば、熱くて燃える話かもしれないじゃないですか!
だから買った。そして読んだ!
その感想がてら、軽くストーリーを紹介することにします。
まず、物語の主人公は、バンシーのアリアちゃん。
バンシーとは精霊の一種なので、年齢は100を超えているそうですが、見た目は12才。しかも職業はメイド。
メイド=萌えの象徴だと思うんですが……たぶん、そんなことを考えてはいけないんでしょう。
そんなメイドで幼女なアリアちゃんが、ご主人様である吸血鬼のブラド様にお留守番を頼まれるところから物語は始まりますよ。
まあ、お留守番と言えば聞こえはいいんですが、宿敵・ルイラムに追われたブラド様が部下を置いて、一人でさっさと逃げだしたというだけです。
仕方なく、アリアちゃんはご主人様が戻るまで、お城の仲間達と待つことになりました。
ちなみに城の仲間達の中で、私が一番、気に入っているのは、イルザリアさん。
彼女の正体は、男を骨抜きにして精を吸い尽くすという恐ろしい淫魔、サキュバス。
だというのに清純な性格が災いして、知らない男性には近づくことさえできないという矛盾に悩んでいます。
それでもがんばって、男を誘惑しようとするんですが、そのあまりの稚拙なやり方に……
「貴女のような方がそんなことをしてはいけない」
と、逆に説教される始末。
……この女、役に立ちません。
そんなイルザリアさんでも、ご主人様には忠誠心を抱いているらしく、口癖は「ブラド様以外の男性に……」ですが、そのブラド様はお前を置いて逃げましたよ。
はっきり言って、男の趣味悪すぎです。
さて、そこに宿敵・ルイラムさんがやってきます。
ルイラムは魔物を狩ることを生業とする法王庁公認の凄腕クルセイダー。
しかし、しょせんは人間に過ぎないルイラムさんは、すでに齢70を超える老人だったのです。
最初、ブラド様がすでに逃げたことを告げ、話し合いで戦いを回避しようとするアリアちゃん。
しかしルイラムの目的はブラドではなかった! なんとアリアちゃんを狙ってやってきたのです。
その上、老いたりと言えども、ルイラムの腕前は健在。
どれくらい健在かというと……
「ルイラムさんの目的はなんなんです!?」
と問う見た目12才のアリアちゃんに
「お前の乳を吸いに来た!」
と答えるほど!
元気すぎるよ、おじいちゃん……
どうやら、エロじじいルイラムは、バンシーの乳を吸えば願いが叶うという迷信を信じ込んでいるらしく、執拗に迫ってきますよ。
目的のためなら幼女の乳を吸うことも辞さないという、男の中の男、ルイラム。
電撃小説史上、これほど恐ろしい敵が未だかつて存在したでしょうか?
痺れるほどカッコイイです!
ていうか、70才を超える翁が、12才の幼女に乳を吸わせろ、と迫るという壮絶で熱い展開。
確かにこれは萌えではなく、燃え。
盛り上がってきました。
そんなエロじじいの前に立ちはだかるのは、ガーゴイルのセルルマーニ。
セルルマーニは門番でありながら、犬に吠えられただけで逃げ出してしまうほどのチキン野郎。
そんな彼が、この強敵を前に決然と……
「僕がアリアちゃんを守るよ!」
と言い放ちます。
これが、あの臆病者のセルルマーニか!? というほどの熱い展開。
しかし、あんな強敵に戦いを挑むなんて無謀すぎます。
私なら、裏切ってじじいの仲間になっていてもおかしくない。
そして、決死の突撃を敢行するセルルマーニ!
あっさり避けるじじい。
セルルマーニは、そのまま逃げていきました。
こいつ……
なんて自分に素直なんだ。
ある意味、男らしいです。
こうして、アリアちゃんを守る者はいなくなり、あわやじじいによる幼女陵辱が……!
と、この後は是非、小説を買って確かめてみてください。
大賞に選ばれるだけあって、決して不快になるような内容ではないと思います。
もっとも私は寸止めだったのが不満……
それではでは夏コミで、鬼畜化したじじいがアリアちゃんを陵辱しまくる同人誌が出るのではないか、と今からどきどきしている籐太でした。 |
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2006/03/13 |
また少しずつ忙しくなってきました。
籐太です。
『G.I.B.聖なる死神の伝説』という小説があります。
作者は、沢井鯨先生。
『タブーを破る極限のバイオレンス&エロス』というキャッチに惹かれて、購入しました。
それでは、さっそく内容を紹介していこうと思います。
今回もネタバレ注意です。
物語は、主人公の弟がオルカの化け物、キラーゼブラを惨殺するところから始まりますよ。
しかし、心優しい主人公弟は、そのことで心を痛めます。
それを見た、兄(主人公様)の事務所でアルバイトをしている美女エミリーはなぜか、私が主人公弟を慰めねば、という使命感に駆られます。
そして何をしたかと言えば……
いきなり服を脱いで
SEXをしました
……えっと、これはなんのエロゲーでしょうか?
ていうか、この女、いくらアメリカ人だからって、いくらなんでも淫乱過ぎますよ。
最近は陵辱ゲームでも、これほど唐突なエロシーン突入は珍しいと思います。
しかし、心優しい主人公弟は気にしなかったのか……
「エミリーは兄のことが好きだと思ってたのに」
と感激し、最後には
「君が僕の初めての相手でよかった」
といって大変、満足げでした。
一方その頃、その兄である主人公様はいったい何をしていたのか?
トラブルバスターを自称する主人公様は、マフィアの娘・ジュリアちゃんの護衛を依頼されていました。
当初、マフィアの味方はしないと言っていた主人公でしたが、ジュリアちゃんの清純でやさしい性格に感激し、依頼を受けることにしました。
しかし、共にジュリアちゃんのボディーガードをしていた変態大男が、いきなりジュリアちゃんのおっぱいを揉み、俺の女になれよと迫ります。
同僚の男らし過ぎる行動に、主人公様はブチキレ。
変態大男をぼこぼこにします。
そして、二度とこんなことがあってはならないと考えた主人公様は、対策を講じます。
その夜、彼女の寝室に忍び込み、いきなり全裸になったかと思うと……
自分の手で、ジュリアちゃんの処女を奪うことにしました。
ありえねー
しかし、主人公様の暴走はこれだけに留まりませんよ。
街でヤンキーに絡まれたかと思うと、いきなり背骨をへし折って半殺しに!
理由は、腹が減ってイライラしていたから。
ちなみにトドメを刺さなかったのは、占いで殺人は凶と出ていたからです。
占いとか関係なく、殺人はよくないと思います。
その後、レストランで食事をしていると美人FBI捜査官とマフィアの殺し屋が決闘を始めてしまいます。
決闘に勝った殺し屋は、気絶した美人捜査官に覆い被さり「プッシー、プッシー」と大はしゃぎ。
あわや、レイプ寸前というところで、主人公様が割って入り、殺し屋を倒します。
もちろん、その後は殺し屋の代わりに、主人公が美人捜査官とSEX。
そういえば、この男、飛行機に乗ったときもスチュワーデスとSEXしていました。
……うらやましくなんてないよ?
さて、ジュリアちゃんを狙い、バイオノイドと呼ばれるショッカーの怪人みたいな化け物が襲ってきましたよ!
名前はマックス。
マックスは、圧倒的強さで、主人公様以外のボディガードを一撃で全滅させてしまいました。
唯一、生き残ったのはジュリアちゃんのおっぱいを揉んだうらやましい変態大男。
変態はあっさり裏切って、主人公様を殺そうとします。
しかし、我らの主人公様は動じません。
変態の顔を見た瞬間、いきなり有無を言わさず、ぼこぼこにして殺してしまいます。
今際の際「どうして、俺が裏切ったのがわかった?」と問う変態に、主人公様は、こう答えました。
「裏切ったのは知らなかった。
最初から殺すつもりだっただけだ
なぜなら、俺より先に……
ジュリアのおっぱいを揉んだからだ」
変態は、そんな馬鹿な……と悶絶しながら昇天。ご愁傷様でした。
そして、いよいよ最強のバイオノイド・マックスとの対決です。
相手が強いと見るや、主人公様は秘孔を衝いたり、ワックスをひいて転ばせたり、罠を貼ったり、ウソの必殺技で脅したり、と卑怯な手でマックスを追いつめます。
途中、マックスの正体が実はアライグマだったことが判明。
マックスは
「俺がアライグマと知ったヤツは生かしておけねえ!」
とばかりに本気になりますが、もちろんアライグマなど主人公様の敵ではありませんでした。
ちなみにこのとき、ジュリアちゃんは何をしていたかというと、主人公様によって気絶させられ、隣の部屋で寝ていました。
しかも、敵を倒した主人公様は、ジュリアちゃんを放置して帰ってしまいます。
理由は、一度SEXした女には興味がないからです。
私はなんだか往年の名作エロゲー『遺作』さんを思い出しました。
ああ、もちろん言うまでもないと思いますが、主人公様はSEXのテクニックも世界最強。
どれほど凄いかというと、一度でも主人公にSEXされてしまった女は必ず淫乱になってしまうほど!
私は、清純だったジュリアちゃんの将来が心配でなりません。
……ん? ちょっと待ってください。
たった今、とんでもないことに気づきました。
日記の最初に戻ってほしいのですが……
主人公弟が、兄の事務所でバイトしている美女エミリーとSEXした箇所です。
私はエミリーが淫乱過ぎる、と罵りましたが……これはまさか!?
そして、思い出される主人公弟のセリフ――
「エミリーは兄のことが好きだと思ってたのに」
「エミリーは兄のことが好きだと……」
「兄のことが好き……」
ビッグバン
ショック!
主人公様と主人公弟は、血の繋がらない兄弟っていう設定なんですが、これで名実ともに穴兄弟になれたってことでしょうか?
「君が僕の初めての相手でよかった」
と言ったときの、主人公弟の爽やかな笑顔。
兄のせいで淫乱になってしまったエミリーは、ただ単にSEXしたかっただけかもしれないのに……
これに気づいたとき、私は涙が止まりませんでした。
小説でこれほど泣いたのは、本当に久しぶりです。
それでは……
帯に書かれている「大太刀をぶんまわしながら駆け抜けてゆくような文体」という夢枕獏先生のコメントは、あまりにも的確だと思う、籐太でした。 |
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2006/03/15 |
最近、重大なことに気づきました、籐太です。
眉間にタテじわは、やたら話が長い。
自分のサイトを見てみると、サイドバーがやたら細い。
これでは閲覧者の方々だって最後まで見るのは、しんどいに決まってますよ。
そこで今回は瞬発的に理解できるネタをやることにしました!
少し前、『Fate/stay night』を今さらクリアしたわけですよ。
この作品に大変感銘を受けた私は、素晴らしいアイテムを入手してきました!
これを見れば、私がいかにフェイトを愛しているかわかっていただけることと思います。
それでは、籐太が所持する、お宝フェイトグッズをとくとご覧下さい。 |

ごめん……
ごめんね?
ほんともう、すべての人に謝る。
この間、ワンフェスへ行ったときも、本当はフィギュアが欲しかったんだ。ぬいぐるみだって欲しかったさ!
でもいかんせん、財布の中身が足りない、仕方なかったんです!
仕方なく、手持ちの団扇に落書きして『フェイト イッパーツ!』と書くしかなかった。
それを見て、にやにやする以外、私に何ができたっていうんでしょうか?
いや、だからって後悔しているわけじゃないんです。
少なくとも私は満足している、本当だ。
……籐太でした。 |
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2006/03/18 |
うちの畳にカビが生えました、籐太です。
いや、違うんです!
ただちょっと忙しさにかまけて1ヶ月ほど、掃除をさぼってたんです。確かにそれは俺が悪かった。
ちょっとヤヴァイかなー、というのも気づいてた。
そしてですよ、万年床と化していた布団を1ヶ月ぶりにあげたんです。
するとどうですか? 畳の一部分が変色してるじゃないですか。
まるでお漏らしでもしたように、その部分だけ黒ずんでる。……なんだ、この色は?
しかもなぜかところどころ蝋で固めたみたいにガチガチになってる。
いったいこれはなんなんだ?
さらに畳の隙間からは、なんか変な線虫が這い出してくるし、嫌な臭いも漂ってきますよ。
仕方がないので、とりあえずファブリーズを吹きかけてみた。
蝋みたいな部分もハサミの先で削った。
よし、これくらいでいいだろう。
掃除は来週にでもしよう、と思う、籐太でした。 |
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2006/03/21 |
カビはなんとかなったよ、籐太です。
こないだですね、病院へ検査に行ったんですよ。
まあ、なんの検査かって言えば……
大腸内視鏡検査。
わかりやすく解説するなら
ケツの穴に胃カメラを突っ込んで腸内を覗かれちゃう、という恥ずかしい検査のことだ。
……検査医がホモだったらどうしよう?
と、不安を覚えつつも自身の身体のことですから、逃げるわけにはいきませんよ。
仕方なく、検査、前々日から食事制限に入り
前日には毎食後、下剤を飲みまくり
当日の朝には、下剤を2リットルも爆飲した後、噴火でも起きたのか? という勢いで脱糞。
その足で病院へ。
ケツの穴にカメラを突っ込まれ、私の恥ずかしい部分が映し出されてしまいます。
ああ……そんな奥まで見ちゃ嫌!
などと恥ずかしがっていると、いきなり外人が検査室に入ってきましたよ。
どうやら、彼は日本の先端医療を学ぶためにやってきた留学生か何かのようです。
そうか、なるほど。
世界最高水準と言われる日本の医療技術を学び、祖国のために役立てようとは、なかなか見上げた若者じゃないですか。
しかし、ここで予想外のことが起きた!
検査医が、この外人に……私の腸内の状態を英語で解説し始めたじゃないですか。
まさにケツ穴、バイリンガル!?
そりゃ、彼も祖国で病気で苦しむ患者達を救うため、積極的に質問するのはわかる!
でもだからって、私のアナルの中を覗きながら、英語で言葉責めするのは本当にやめて下さい!
これは新手の羞恥プレイか!?
この日、ケツ穴が無駄にグローバル化してしまうという恥辱を味わった、籐太でした。 |
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2006/03/28 |
そろそろ前回の検査結果が出ているはずですが、恥ずかしくて病院へ行くことができません、まさしくスーパーハズイ、籐太です。
まあ、実はですね、私は以前にも同じ検査を受けたことがあるわけですよ。
大腸内視鏡検査を。
そのとき、私は所用があって実家に泊まっていたんですけど、当然、検査前日は、下剤を爆飲しまくり。
母上殿と二人、テレビを観ながら、効果が現れるのを待っていたわけです。
そこに下腹部から雷雲のごとき鳴動を轟かせ、猛烈な便意が襲ってきました。
おお、これはやばいってんで「トイレ行ってくるわー」と宣言して茶の間を出ようとしたわけですよ。
すると、突然、母上殿が……
「ちょっと待って!」
と呼び止めてきましたよ。
こっちはもう、ぎりぎりの状態だというのに、いったいなんの用事でしょうか?
さしずめ、トイレの使い方について注意でもあるのか? と考えていると、母上殿は一言。
「お米、送ってあげよか?」
である。
「え、何? 何が言いたいんですか?
よくお尻の穴のことを、“米”マークで表現することがありますけど、ひょっとして私のケツがそうだと言うつもりですか?」
「いや、いるかなあ、と思って」
「ああ、そりゃあ、お米を送ってくれれば、助かりますよ?
でもそういうことじゃないんだよおおおおおお。
今、ゴロゴロゴロゴロォ〜〜って凄い音が私の腹からしたのが聞こえなかったんですか?
今、このタイミングで私を呼び止めてまで、お米の話をしなくちゃいけないんですか?」
もうホント意味がわからない。
しかし母上殿に悪びれた様子はありませんよ。
「別にそんなことないけど、忘れたらあかんと思って」
「あなたは、私が今この瞬間にお茶の間で脱糞するという恥辱を味わうより、お米のほうが大事だって言うんですか?
もう行く! 行っちゃう! 私は、トイレに行く!」
「ああ、待って!」
キレる私を、母上殿は再び呼び止め、一言。
「お米何キロいる?」
お前は息子とコントをやってて、楽しいのか?
しかもあの人の場合、ネタでやってるんじゃなくて天然だから始末が悪い。
いやもう、これはただの天然では済まされない。
私は便座に腰掛け、噴水に勝るとも劣らない勢いで脱糞しながら……
あの人の痴呆も来るとこまで来たのか? と心配になりましたが、よく考えたら、母上殿は10年前からあんな感じでした。
私がエロゲーで天然キャラに萌えられないのは、きっと母上殿のせいに違いない、籐太でした。 |
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2006/03/31 |
最近、下ネタばかりで、ごめん、籐太です。
今回は月末ということで、例によって今月のまとめ。
1ヶ月間で触れてきた作品群を紹介します。
ネタバレ注意。
▼書籍
○ガンパレード・マーチ episode ONE
○ガンパレード・マーチ episode TWO
○ガンパレード・マーチ あんたがたどこさ♪
○ガンパレード・マーチ 5121小隊 九州撤退戦(上)
○ガンパレード・マーチ 5121小隊 九州撤退戦(下)
○ガンパレード・マーチ もうひとつの撤退戦
○ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常U
作:榊涼介
共:芝村庸吏(あんたがたどこさ♪ のみ)
先月に引き続き、榊ガンパレを一気に読破しましたよ。
正直、ゲームあっての、という感は拭えませんが、次々と事件が起こる勢いのある展開に息つく暇もなく……って感じですね。
文章も非常に読みやすく、テンポ良く読めましたね。
○座敷童にできるコト4
作:七飯宏隆
前3巻が異様に長かったのに比べ、4巻は短め。
話のほうは、佳境に入っているはずなのに、なんだかテンション的には、トーンダウンした印象。
次巻に期待。
○さみしさの周波数
作:乙一
乙一先生の作品はいい、と言われて借用。
確かに今月読んだ中では、一番良かったです。
おもしろかった、というよりも良かった。
いい話です。お奨めですね。
○柳生忍法帖(上)
○柳生忍法帖(下)
作:山田風太郎
いろいろ突っ込みたいことは山ほどありますが、主人公のキャラはけっこう好き。
ただ、甲賀忍法帖でもそうでしたが、山田先生はさっきまで凄く強かったキャラを急に雑魚キャラにするのはやめてください。
後、おゆらがいれば、他の女7人はいらないと思う。
○よくわかる日本神道のすべて
作:山蔭基央
よくわかる、と題打ってはいますが、神道や宗教一般に対する予備知識がなければ意味不明だと思われます。
ちなみに私には、まったく理解できませんでした。
次はもっと敷居の低い本にします。
○スクラップド・プリンセス 捨て猫王女の前奏曲
作:榊一郎
ガンパレの作者とは、榊違い。
世界を滅ぼすという予言を受けて、追放された王女と家族のお話。
王道的ライトファンタジーって感じですね。
ちなみに榊一郎先生は、ダウンロード販売のゲームなんかもやってるようです。
エロゲーかと思って期待したのは秘密だ。
○安倍晴明 わかりやすい陰陽道77のキーワード
作:石塚勝美
画:せがわまさき
こちらはタイトルに偽りなく、わかりやすかったかなと。
イラストも多く、意外と資料性も高いです。
ただ、イラストを描いてるせがわまさき先生の陰陽マンガ『鬼斬り十蔵』は読んだことなかったですが……
○マリア様がみてる 真夏の一ページ
作:今野緒雪
なんていうか、色々あった気がするんですけど、もうジジイのことしか印象に残っていません。
○マリア様がみてる 涼風さつさつ
作:今野緒雪
大変です。
シリーズ序盤では、いまいち魅力のない主人公だと思っていた祐巳ちゃん。
ここ数巻でパワーアップして、だんだんといい感じのキャラに成長してきたと思ったら、本巻ではストーカーに狙われたり、男4人に取り囲まれて段ボールに詰め込まれた挙げ句、誘拐までされてしまいます。
祐巳ちゃんの弟・祐麒くんや最強のホモ柏木さんも大活躍。
この巻は、ラストがけっこう好き。
▼マンガ
○ケロロ軍曹 12
作:吉崎観音
まあ、いつも通りw
やたらでかい西瓜だけが妙に印象に残っています。
○げんしけん 7
作:木尾士目
オタクの日常を描いた作品、と思っていたら、いつの間にかラブコメ化してます。
連載もそろそろ終わるそうなので、最終巻の発売も近いか?
○ちょこッとSister 1〜5
作:雑破業
画:竹内桜
クリスマスプレゼントに妹をもらった、という設定を聞かされた時点で、とろけた脳みそが耳から溢れ出してきそうだったので、今まで敬遠していました。
でも意外と話をちゃんと作っていてびっくり。
さすがに豹はないだろ、とは思いましたけど……
ああ、そうそう。近々アニメ化もするそうですよ。
○いちご100% 12〜14
作:河下水希
なんだか間の巻を読んでない気もしますけど、まあ、基本的に少年マンガは無限ループなので、理解できないということはありませんね。
別におもしろいわけじゃないんですが、読んでいるとにやにやしてしまいます。
▼エロゲー
○パペットプリンセス 〜傀儡姫。わたしは、操り人形〜
ぷちぱじゃま
絵買いです。
エロCGの一枚一枚にかなり気合いが入っていて満足。
ひそかにモカモカ先生の同人誌も買わせていただいてます。
◎総括
今月読んだ書籍は16冊。
今年読んだ書籍は、これで37冊です。
先月に引き続き、読んだ本はほとんどラノベなので、まあこんなものでしょう。
う〜む、しかしこうやって、読んだ本を並べてみると、私はラノベが好きだったのか、と気づかされますね。
たぶん、来月もラノベばっかりです。
エロゲーはなんとか、積みゲーを一本崩したのみ。
まだまだ先は長いのですが、仕事も忙しくなってきたので、来月以降はゲームをプレイする時間があるかどうか……。
ああ、そうそう、4月は友人の結婚式&スッチーとの再会があるのでネタ的にはきっと困らないことでしょう。
ではでは、『桜咲く4月 オレはスッチーと再会する』編が始まるかどうかは、正直、微妙ですが、期待せず待て……籐太でした。 |
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