2005/11/02 |
もうすぐ引っ越すことになりました、籐太です。
それにともない、眉間にタテじわも近々移転する予定。まだどこに移るかは、決めてませんけどね……
さて、引っ越すとなると余分な荷物は持っていかない方が、スムーズに移ることができます。
ていうか、引っ越し先は、実家なのでおかしな物は持って帰ることができませんよ。
男子たる私は、人には言えないようなものを当然、大量に所持しています。これらの品物をどうやって始末するのか、悩みどころですが、まあ、なんとかなるでしょう。
それよりも問題なのは、電化製品。
いくら大阪とはいえ、家電をその辺に捨てるのは、もちろん違法です。
ちゃんと捨てようと思えば、お金を取られてしまいます。
ここは、誰かに押しつけ貰ってもらうのが一番!
さっそく紫カジマ氏に連絡を取り、電子レンジを引き取ってもらうことになりました。
ただし、問題が1つ。
私は電子レンジを滅多に使わない、ていうか、もう3年くらい使用していない。
使ってないんだから綺麗なはずだ、と高をくくっていたのですが、開けてビックリですよ。
下の回転テーブルには、何か得体の知れない黒い物質がこびりついていて指で擦っても取れないし、壁面にも油か何かがへばりついたまま変色し、まるでスプラッタ映画に出てくる小汚い洋館のミニチュアを見ているようです。
それ以前に、扉を開けるプラスチック製の取っ手は、触れるだけでぎっとりネチャネチャした何かで手が汚れてしまいます。
……こいつはヤヴァイ
これなら、東京の居候先にあった電子レンジのほうがはるかに綺麗だったと、今なら言える。
そこで私に示された選択肢は2つ。
1.綺麗に洗ってから渡す
2.表面だけ洗う
まあ、どうせ渡すのは紫カジマ氏なので、2番でもいいかなと思ったのですが、さすがにそれは酷すぎると思い直して、中身もちゃんと綺麗にすることにしました。
感謝して下さい。
その後――
電子レンジ、1つを洗うのに苦闘すること1時間半!
新品同然とまではいかないまでも、なんとか他人に渡しても恥ずかしくないレベルまで綺麗になりましたよ。
私はレンジを満足げに見下ろしながら、一応、起動チェックをすることにしました。
何しろ、3年以上、使用していなかったわけですし、念のためです。
レンジの中に、ミルクを入れてホットミルクを作ってやることにします。
では、スタート!
カチッ
「…………」
カチッ、カチッ
……シーン
大変だ……
この電子レンジ、壊れてるよ!
もうね、オートメニューとか、ファジーコンビニエンスとか、一度も使ったことのない無駄機能はちゃんと反応するのに、肝心のスタートボタンが反応しない。
つまり、俺のミルクは冷たいままだってことだ。
ホットミルクで暖まろうと思ったのに、逆にさぶくてたまらない気分になってきました。
レンジの野郎……
なんのために綺麗にしてやったと思ってるんだ。
ここでまたも私には選択肢が2つ。
1.紫カジマ氏に事実を告げて謝る
2.黙ってレンジを渡す
私の部屋に置いてても捨てる以外の使用方法はないですし(しかも捨てると金を取られる)、世の中には知らない方が幸せってこともあるので、黙って渡すが一番ではないだろうか?
きっと何も知らないカジマ氏は、電子レンジをタダで譲ってくれたやさしい私に泣いて感謝することでしょう。
たとえ一時でも喜びを共有できるなら、それでいいじゃないか!
だいたい、ちょっと食べ物とか暖められないだけで電子レンジであることには変わりないわけですよ。
だから、きっと大丈夫です。
でもまあ、正直者の私のことです。
ちゃんとカジマ氏と……
「この電子レンジ壊れてるけど、もちろん大切にしていただけますよね?」
「ゴミなら、間に合ってます」
という短い会話を交わした後、レンジは部屋の隅に叩き込んでおきました。
それでは、近いうちにタテじわ1周年記念の何かをアップできたらなあ、と思う、籐太でした。 |
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2005/11/06 |
ついに眉間にタテじわの移転が完了! これからは、ネオ眉間にタテじわとしてやっていきたいと思います。
いえ、別に何も変わりませんけどね……籐太です。
何も変わらないと言えば、1万ヒット記念のSSを書くと言っておきながら早数ヶ月。
何も変わらずっていうか、コンテンツが何も増えていないという事実。
とはいえ、何年経っても変わらない、というのも尊いことだと思うわけですよ。だから、眉間にタテじわは、これからもきっと何一つ変わらない。
……いえ、ウソです。
一応、準備はしてるつもりなので、もう少々、お待ち下さい。
今回はとりあえず、過去の日記からの抜粋でお茶を濁そうかなと思います。
VS ホモ
……個人的には一刻も早く忘れたいのですが、なぜか周囲はそう思ってないらしく、反響も今までで一番凄かった。
それに私がホモに襲われるのは、ある意味、宿命だと諦めているので、今後もネタにされる可能性は高い。ていうか、公開していないネタがすでにいくつかあったりしますしね。
ではまあ、移転作業で疲れたので今日のところはこの辺で……籐太でした。 |
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2005/11/11 |
先日、映画館に行ったところ、私が何も言わないうちに、いきなり受付の女性が「Zガンダムでよろしいでしょうか?」と聞いてきました。
……他にもいろいろ映画はやっているのに、どうして私がガンダムを観ようとしてるのがわかったのか? あの係員はエスパーに違いない、籐太です。
実は、次の仕事がまた東京に決まっています。
かといって、今のところ東京に永住する予定はないので……
大阪 → 滋賀(実家) → 東京
と、今月中に2回、引っ越さねばならなかったりするわけですよ。そのため、いらない荷物はできるだけ捨てたり、売ったりしてしまいたい。
前々回、電子レンジを押しつけることに失敗した私に、これ以上の失敗は許されない!
ともかく、もうプレイする予定がないゲームやハードを集めて売却することにしましたよ。
すると、段ボール2箱! 総勢63ものいらないゲームを所持していることが発覚。
ネオジオCDZやドリームキャスト(湯川専務ver)とかを手放すのは、懐かしいような、正直、ただのゴミにしか思えないような、微妙な気分ですが、段ボール2箱分というのは、かなりの大荷物。
ここは心を鬼にして、ドナドナすることを決意しました。
……まあ、半分以上はエロゲーなんですけどね。
しかし、段ボール2箱となると持ち運ぶだけでも大変。
売りに行くのも一苦労ですよ。
そこで友人に頼み、車を出してもらうことに。
ちなみに彼の愛車は、とてもカッコイイ赤いスポーツカー! それに私のエロゲーを後方視界が悪くなるほど満載して、日本橋へ向かいましたよ。
それにしても、もし事故にあって、かっこいいスポーツカーから大量のエロゲーがぶちまけられたら、地上最低にかっこわるい。ていうか、人類の恥なので安全運転で行ってもらいました。
そして、2人してデカい段ボール箱を抱え、某店のソフト買い取りセンターがある地上6階へ!
正直、店員でもないのに段ボール箱を抱えて店内をうろつくのは、かなり恥ずかしい。しかも、重い。
多少の苦難の果てに辿り着いた、ソフト買い取りセンター。迎えた店員はなぜか半笑い。
そして一言。
「買い取りは15本までとなっておりますが、よろしいでしょうか?」
なんだってえ!?
……苦労して運んだ、残り48本のエロゲーは、いったいどうすればいいんだ?
戸惑う私をよそに、店員はさすがプロ。
決して笑顔を崩しませんよ、くそ。
でもまあ、仕方がないのでそこでは15本だけ売って、残りは別の店で売りました。
さらに4店舗ほど回ってな。
しかしネオジオCDのゲームがすべて10円で買い取られたのは、痛かった。
その代わり、陵辱系エロゲーは強し! 他の有名ソフトが軒並み値崩れしているのに対し、ほとんどの陵辱ゲームは3000〜5000円で買い取っていただけました。
ありがとう、陵辱ゲー! ありがとう、鬼畜ゲー!
これで今月の家賃が払えるぞ!
……そしてゲームを売った金で、新たに『ワンダと巨像』を買った、籐太でした。 |
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2005/11/14 |
『仮面ライダーTheFIRST』という映画を観ました。
要するに初代仮面ライダーのリメイク作品ですが、なぜか語尾に「〜だにゃん」とつけてしゃべる女が出てきたりして、ライダーより先に、俺がライダーキックを撃ちそうになりました、籐太です。
先日、病院の定期検診で血液検査をしてきました。
……ヤバイです。
なんと中性脂肪の値が400近くまで跳ね上がってるじゃないですか!
確か、標準値のハイエンドが100くらいだったはずなので、これはその4倍近い数値です。
私の身体は、もはや不健康を通り越して、死に瀕していると言っても過言ではない。
しかし『AYAKASHI』の開発終了後は毎日、何かしら運動をしていましたし……ひょっとして食生活に問題が?
とはいえ、それだって自分で作ったカレー食ってたくらいで……
あ!
思い出した、マクドとロッテリアだ! そう言えば、病院に行く4日前から、私は毎日、マクドかロッテリアで飯を食ってた。原因はそれか!
とりあえず病院に行くまでの食生活を振り返ってみます。
(朝) (昼) (夕)
4日前 : カレー → マクド → カレー
3日前 : カレー → ロッテリア → カレー
2日前 : カレー → ロッテリア → カレー
前日 : カレー → マクド → カレー
当日 : カレー → 病院で検査
こうやって見ると、むしろカレーが悪いような気がしますけど、それは気のせいだ。
やはり原因はファーストフードに間違いありません!
だって、1ヶ月間3食マクドのみで過ごすというドキュメンタリー映画『スーパーサイズミー』でもそう言ってるじゃないですか!
おのれ……これは日本人を肥満にし、その体重で列島ごと日本を沈没させようというアメリカ人の陰謀だったのか?
許せません。
そもそもなんで、私がこんなにもマクドとロッテリアに行く羽目になったのか?
それは最初にマクドに行った日のことです。
数人の仲間と一緒だった私は「梅田近辺にはロッテリアがなくて、ロッテ優勝の恩恵にあやかれないじゃないか!」と、怒りと悲しみをぶちまけていたわけですよ。
そんな私に紫カジマ氏は言いました。
「何言ってるんですか! ロッテリアなら、第3ビルと第4ビルの隙間辺りの地下2階とか、どこそこビルの地下2階とかありますやん」
ロッテリアがそんなにも地下2階が大好きだとは知りませんでした。
さらにカジマ氏は地図まで描いて、私にロッテリアの在処を教えてくれたのです。
そらね、そんなことされたら私もロッテリアに行きまくる。
もっとも三日目にはロッテリアまで行くのが面倒くさくなって、近場のマクドですませたけどな。
なにはともあれ、すべて紫カジマ氏が悪い、ということが発覚。
ぶっちゃけアメリカ人より許せません。
おかげで私の主治医である、いつもへらへら笑ってるだけのヤブ医者にまで怒られたじゃないですか!
でもまあ、明らかに危険を超越してる数値なので、走り込みでもして数値を正常に戻そうかと企んでいる、籐太でした。
PS.今週は東京出張なので、更新とメール等の返信は滞ります。ご了承下さい。 |
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2005/11/20 |
いよいよ、引っ越しです。
今日から滋賀県民になります、籐太です。
まあ、ほんの1週間ばかりですぐ東京へ行くんですけどね。今回の出張は、その部屋探しも兼ねていたわけですよ。
とりあえず適当にネットで調べ、東京23区内に素晴らしいアパートを発見しました! 何が素晴らしいって、家賃がたったの2万6000円!
不動産屋のお姉さんも「この物件はお奨めです!」と太鼓判を押してくれましたし、私も大変満足しています。
まあ、友人の中には
家具を置くと床が抜けそう、だとか
とにかく凄そう
幽霊が出る、などと
余計な心配をしている人もいるようですが、きっと大丈夫なので安心して下さい。
……そうそう、以前の日記にも書いたことがあるので知っている人もいると思いますが、うちの母上殿はジャニーズが大好物。
昔は田原俊彦でしたが、今はKinKiKidの堂本光一くんの大ファン。
しかし、そのことは父上殿に内緒にしたいらしく、母上殿が集めたジャニーズグッズはなぜかすべて私の部屋に隠されています。
つまり私にとって、滋賀(=実家)に帰るということは30人もの光一くんと相部屋になるということだ。
それにしても、そんなにジャニーズのグッズばかり大量に買っていれば、普通、夫は気づく。……母上殿は本当にバレてないとでも思っているんでしょうか?
ていうか、光一くんが40人くらいに増えてたらどうしよう?
ではでは、あまり時間がないので今回はこれくらいで、籐太でした。
※引っ越しのため、更新は不定期になります。 |
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2005/11/22 |
なんのCMだったかは忘れましたが、印象に残った言葉があったので紹介しておきます。
そのCMは、男の子が好きな女の子に気持ちを伝えようかどうかと悩んでいるうちに女の子が引っ越してしまった、というもの。
そこでテロップが入ります。
『行動して後悔するより
行動せずに後悔する方が、より悲劇的である』
決断を先延ばしにして結局なにもできずに終わる、そういう時、後悔すると同時に、人間はある種の安心を憶えるものだと思います。
しかし、なにもできなかったくせに安心している、というのは確かに悲劇なのです。
大阪を……関西を離れるに当たって、私にもやり残したことがあります。
今まで何度もチャンスはあったはずなのに、決断を先延ばしにし、いつかはいつかはと思ううち、東京へ経つ日が来ようとしています。
一目見たときから、ずっと君のことが気になっていた。
だけど、君にとって私は目の前を通り過ぎていくたくさんの男の1人に過ぎないと決めつけ、なにも行動を起こすことができなかった。
その弱さは認めます。
だけど、そんな弱みを抱えたまま、上京することはできない。
CMの男の子とは多少、状況が異なりますが、私は行動して後悔することにしました。
敗北はほぼ決定的。人は無謀と嘲笑うかもしれない。
それでも、私は突き進むことに決めたのです!
『かね又』という、うどん屋の暖簾をくぐると、そこには魅力的な店員が立っています。
あのひとに伝えなくてはならない……
「親父……
シチューうどん、ひとつ」
ついに言ってやりましたよ! 籐太です。
まったくシチューうどんですよ、シチューうどん。
私は一目見たときから、気になって、気になって、仕方がなかったわけですよ。
なのに、いつも店の前を通り過ぎるだけ。
だって、どう考えてもシチューうどんがうまいはずないじゃないですか!
だからこそ、決断を先延ばしにし、今までずっと、あの魅力溢れる中年親父に気持ちを伝えられずにいました。
シチューうどんが食いたいという気持ちをな!
私は携帯のカメラをスタンバイし、シチューうどんができあがるのを今か今かと待ちかまえます。
親父は慣れた手つきで、麺をゆで、出汁を椀に注いでいますよ。そして、ついにシチューうどんが目の前に!
だが……なに!? なんだ、これは!!
予想と違う外見に私は困惑します。
だって……こんなのありえないよ。シチューうどんなのに、シチューうどんのはずなのに……
なんか見た目は塩ラーメン。
シチューが出汁でかなり薄められている上、うどんも細麺なので、見た感じは単なる塩ラーメンに酷似している。
なんだよ、濃厚でどろどろしたシチューがうどんの上にぶっかけられた異形を想像してたのに、思ってたより普通です。
これで味まで普通だったら、どうしよう? という恐怖に駆られながら、一口。
ごめん、驚愕の事実が判明しました。
シチューうどんは
滅茶苦茶うまい!
関西風のふわふわとしたうどん麺。それ自体に特筆する部分はない。
だが、スープのコクの深さと言ったらなかった。そのくせ、さっぱりしていてうどんによく合う。信じられない。
ただシチューを薄めているだけではなかったのか!?
さらに麺以外の具。
これはシチューの具、そのものだが、前の晩から煮込んでいるのだろう。
野菜は、出汁をよく吸っている上、舌で押すだけで崩れて、うまみたっぷりのスープと野菜の甘みが口内を満たす。
そして、もっともうまかったのはすじ肉。
よく煮込まれたすじ肉は柔らかく、噛むと簡単に崩れて、中から肉汁とスープが溢れ出す。
特に“すじ”の部分はコラーゲンを多く含むため、出汁をよく吸っていて、しかも口の中でとろとろに崩れて濃厚な味わいを残す。
そのくせ、やっぱり少しもくどくない、うまい。
ちくしょう! あり得ない……シチューうどんはうまかったのか!
ゲテモノくさい名前に騙されて、今の今まで全然、知らなかった。
『かね又』にはおでんもあるんですが、これも全部うまい。牛すじなんか、日本酒が飲みたくてたまらなくなる。
ちゃんと時間をかけて仕込みをしてるのが、わかる。コンビニのおでんとは比べ物にならないうまさです。
……くそぉ、大阪のアパートからは徒歩10分ほどの近さだというのに、こんなことなら、もっと早くシチューうどんを食べに行けばよかった。
そして、毎日のように通って常連になっていたのに……
東京に行ってしまったら、もう二度とシチューうどんを食べられない。
こんなの後悔してもしきれません!
結論――
行動せずに後悔するのは確かに悲劇的だが
行動したことでさらに大きな後悔を呼ぶこともある
……・籐太でした。
※引っ越しのため、更新は不定期になります。でも、意外とまめに更新されるかもしれません |
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2005/11/25 |
和歌山県の山奥に潜む、秘湯・龍神温泉に行って来ました、籐太です。
バイクでワインディングを楽しみつつ、紅葉をたしなみ、温泉旅館で一泊。晩飯は、ボタン鍋というコース。
ボタン鍋とは、イノシシ肉の鍋のことです。
イノシシ肉は普段はなかなか口にできない食材ですが、味に癖があって固いというイメージがあったので、正直、晩飯にはあまり期待していなかったわけですよ。
ところが、ここでうれしい誤算。
鍋のふたを開けて出てきたのは、酒粕の出汁に漬かったイノシシでした。なんと酒粕鍋ですよ、酒粕鍋。
肉は、酒に漬けると柔らかくなるんですが、酒粕でももちろんその効果があります。
さらに濃厚な出汁が、イノシシの独特の癖まで消していますよ。はっきり言って、滅茶苦茶うまい。
イノシシ肉はもちろんですが、鍋の出汁なんか、ご飯にかければ何杯でも食べられそうなくらい、本当においしい。
温泉にも入りまくりで、初日は無事終了。
ちなみに龍神温泉は、日本三大美人湯のひとつらしく、お肌がすべすべになりましたよ。女性の方には、特にお奨め。
もっとも私は男だけで行ったけどな!
次に来るときは、合コンでスチュワーデスをGETしてからにします。
さて、2日目は国道425号線を通り、龍神から十津川温泉へ向かうことにしました。温泉三昧です。
……だが私たちは田舎の国道を舐めていた。
国道なのに、とにかく道幅が狭い。そして、凄いカーブの連続。アスファルトは朽ちかけている上、あちこちに落石の跡があり、道と言うより秘境、といった感じです。
ていうか、石や砂利、アスファルトの亀裂のため、バイクで安全に走れるスペースは道の真ん中あたり、畳半畳分くらいだけですよ。
同行していた友人も一言。
「いやあ、これは凄い林道ですね」
いいえ、ここは国道です。
それでも、この道、紅葉は美しかったですね。
ただちょっと、気を抜くと即クラッシュor谷底ダイブしてしまいそうな状況のため、それを楽しむ余裕がまったくないというだけで、本当に素晴らしかったです。
それでは、次回の更新は東京からになる予定です、籐太でした。 |
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