2007/10/04 |
ここ最近、1番の後悔はスクールデイズの最終回を見てしまったことである、籐太です。
本当にnice boat.でした。
9月は更新できそうな隙間が、ちらりほらりとあったのですが気がつくと1月近い放置プレイ。
しかも、いつの間にか5万ヒットです。
こんなサイトを踏み続けていただき、ありがとうございます。
これを期に、がんばって更新するぜ! と5秒だけ思いましたが、10月は今年度最大の地獄スケジュールが確定しています。
人の夢って書いて、儚いと読むんだぜ?
それでは、寝不足の脳みそが前後不覚へ陥る前に、先月のまとめをやっておこうと思います。
▼書籍
○フルメタル・パニック! つづくオン・マイ・オウン
作:賀東招二
ギャグも含めた中で、私はフルメタシリーズで1番好きですね。前編に渡って続く、緊張感の連続と反撃への期待を抱かせるラストが切なく、そしてかっこいいです。
○いもうとサマーデイズ お兄ちゃんといっしょ
作:山本沙姫
エロ小説。
悪くはないものの、行為が中途半端。ていうか、私のお気に入りキャラがあまり活躍しなかったのが、不満です。
○ブレイドガールズ 恋の秘剣に太刀筋無用!
作:葉原鉄
エロ小説。
ギャグが普通におもしろいのと、イベント同士の連関がきちんと作れてる点で他のエロ小説と一線を画します。
ただ、その分、肝心のエロが中途半端になってるのが残念です。
エロゲーのシナリオを書いてほしい作家さんですね。
○魔が堕ちる夜3 デーモニックパニッシャー
作:謡堂
なにやら間違った方向へ逝ってしまったご様子。
作者がキャラを愛しすぎてるせいで、エロも物語も中途半端。長いだけのエロ小説になってます。
○魔法戦士リウイ ファーラムの剣 鋼の国の魔法戦士
作:水野良
好きなシリーズではあるんですが、最近、だんだんやっつけ仕事になってる気がします。
メインの女子キャラとほとんど会話すらしてないのに、リウイが俺にとって一番大事なのは誰か? なんて考えるのが不自然。
○マリア様がみてる フレーム・オブ・マインド
作:今野緒雪
マリ見て、小話集。
メインのキャラがほとんど活躍しなかったのが、不満。
でも『不器用姫』は、なんかリアルすぎてえぐいです(褒め言葉)。
マリ見てで鬱にされるとは、思わぬ伏兵にしてやられました。
○邂逅の森
作:熊谷達也
直木賞と山本周五郎賞のW受賞作品。
主人公は山の狩人マタギ。
村の有力者の娘に夜這いをかけて村を追い出されたり、ホモに襲われたり、鉱山で働いたりしながら、再び山へと帰っていく話。
最後の段階で、主人公にとっての山の神とはいったい誰だったのか? その辺りに注目しながら、読んでみるとよりいっそう楽しめると思います。
非常におもしろかったです。お奨め。
○京の社 神と仏の千三百年
作:岡田精司
京都にある神社の歴史やお祭りなどについて、書かれた民俗学の本。神道にもいろいろ発展や衰退を繰り返してきたのだな、と勉強になりました。
巫女さんに関する記述が1行もないのが不満です。
○秘密
作:東野圭吾
尊敬する東野圭吾先生の代表作。
バス転落事故をきっかけに、娘の身体に妻の魂が宿ってしまいます。
しかもそのまま、どんどん大人の身体へ成長していく娘を女として見ればいいのか、娘として見ればいいのか、深まっていく苦悩の過程。
そして、哀切なラストへ向かい、静かに滑り落ちていく様は、どうしようもなく美しいです。
お奨めですね。
○怖いくらい当たる「血液型」の本
作:長田時彦
どこにでも、血液型占いが好きな人っているものですけど、私は今まで他人に血液型を当てられたことがありません。
でもこの本は、当たってるなあ、と感心させられました。
血液型によって変わるのは性格ではなく、思考パターンだという論理展開が頭に当たった感じです。
実は地味にすごい本なのかもしれません。
○図解Q&A ネコの本音
作:今泉忠明
残念ながら、私はネコが大嫌いです。
うちで飼っていた金魚を虐殺したり、うちで飼っていたハトを虐殺したり、その上、堂々と生ゴミを漁りにやってくる神経が信じられません。
しかもカラスなどよりはるかに賢く、器用なので始末に負えぬ連中ですよ。
東京在住の頃も、ヤツらは毎日のように隣の家が出した生ゴミを漁っていて、前を通る私にむかって「シャーーー」と猪木のような声で威嚇してきたものです。
仕方がないので私も「シャーーー」と勝俣のような声で威嚇して対抗。
「てめえ、なに生ゴミぱくぱく食ってんじゃ! このドブねこがぁ」
「うるせえ、食べ残しはよくねえんだよ!」
激しくガンを飛ばしあいながら、2人の間では、おそらくこういった会話が成立していたように思います。
しかしながら「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」とも言いますし、ねこに対抗するにはねこを知るのが1番。
そして私が知ったのは「ねこと仲良くしたかったら、決して目を合わせていけない」ということでした。
ねこの社会では、目をそらしあうのが礼儀。目を合わせるとケンカを売られたと感じるらしいです。
おまえらはどこの中学二年生だ?
これからはやつらを“思春期”と呼称することにします。
○タイタス・クロウの事件簿
作:ブライアン・ラムレイ
訳:夏来健次
クトゥルーものとしては比較的最近の作品なため、読みやすく、最後にちゃんと主人公が勝利する辺りも、一般受けしそう。
エロゲー的には、デモンベインがネタを拝借してることでも有名(?)ですね。
そこそこ楽しめました。
◎総括
今月に読んだ書籍は12冊。
これで今年読んだ本は、95冊になりました。
ちなみにお奨めは「邂逅の森」ですね。
「秘密」も相当おもしろかったので迷うところですが、どちらの作品も人生の変転と帰り着く場所、なにを手に入れ、なにを失ったのか、それらが明確に表されていて、普通に感動します。
それでも、END後の後味の良さと総合力で「邂逅の森」を一押しにします。
それでは。
次回もよろしくお願いします、籐太でした。 |
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2007/10/09 |
一時は100冊を越えていた積み本がようやく、10冊を切りました。
そして今日、アマゾンから本が21冊、届きました。
ジオンはまだ10年は戦える、籐太です。
ついにクレジットカードの申請が通りました。
以前は『セゾンカード』の申請にさえ落とされた私も、ようやく社会人として認められたということでしょうか?
なにはともあれ、これで私もネットショッピングを楽しむことができます。
アマゾンでの買い物はもちろん。
オンラインの同人ショップでエロ同人を大人買いすることさえ可能です。
都会に住む友人に、○○の同人誌3冊、買っといて! とわざわざメールする必要がなくなったのは実に喜ばしいことだと思います。
そうそう、5万ヒット記念のSSを一応、準備中です。
タテじわとしては珍しい二次創作もので、元ネタは「魔法少女リリカルなのはStrikerS」になります。
なぜ籐太がなのは? と思う人もいるかもしれませんが、無印→A’s→StSまでの全46話を一気に見たのは、つい最近のことなので無理もありません。
その勢いのまま、プロットは15分で作成されました。
ただ、シナリオにする時間がないので公開は11月になるでしょうけど。
それでは、また1ヶ月以内には更新したいと思います、籐太でした。 |
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2007/10/15 |
最近ゴミ箱へ捨てるとき、1番神経を使ったのは『乙女ちっく通信』である、籐太です。
マリア様がみてる、の最新刊が出ましたね。
さて、皆さん。ここのところ、めっきり涼しくなってきました。
深夜ともなれば、20℃を切ることも珍しくありません。
つい、最近までクーラーに頼っていたはずなのに、季節の移り変わりとは早いものです。
そんな肌寒い夜、私はふと考えたわけですよ。
現在、気温は19℃。
今、28℃設定にしてクーラーをかけたら、どうなってしまうのか?
理論上は28℃の熱風が出るはずですが、クーラーは空気を冷やす装置のはず。
万が一、これ以上室温を下がって、あまつさえ風邪までひいた日には目も当てられません。
私は悶々と30分ほど悩んだ挙げ句、リモコンを手に取り
暖房をONにしました。
ところで、クーラーというのはフィルター内部に外気を取り込み、冷却して送り出す装置のことです。
よって基本的に、外気より高い温風を出すことはできません。
もし、気温20℃のときに28℃設定でクーラーをONにすると、どうなるか?
結論から言うと、作 動 音 が し ま せ ん。
おそらく気温を判定する装置が、安全装置ような役割も兼ねているためでしょう。
ちなみに、なぜこんなに詳しいのかは秘密です。
私はこんな時期にクーラーのスイッチを入れたり、あまつさえ、なんで作動音がしねえんだよ、と文句を言いながらフィルターを開けて、内部の装置を調べたり、設定温度をいろいろ弄って実験したりしてませんよ? 本当です。
それでは、来月にはこたつが必要になるかもしれない、と思っている、籐太でした。 |
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