2006年09月


2006/09/06

 もうすでにOHPなどでも公開されていますが……











『AYAKASHI H』
マスターアップ!!

 エロ分とコメディ分を大幅に強化した、AYAKASHIのエロコメ版にして、正統な(?)続編でもある今作。

 基本は、笑い・笑い・笑い、といった内容ですが、AYAKASHIらしいシリアスなバトルもあります。

 ……ちなみに今回、バトル部分は私の担当だったりするんですけどね。その辺りも見ていただければ、と思います。



 『AYAKASHI H』9月29日(金)、全国のショップにて購入可能です。体験版も公開中なので、興味のある方は是非に。



 さて、前作『AYAKASHI』の頃に開発に参加させていただいてから、約1年半。

 いろいろと感慨深いものもありますが……これにて、東京での私の役目は終了。
 月末頃、関西に戻ります。

 まあ、次のお仕事があるからなんですけど……



 そこで、ふと私にもそろそろ名刺がいるんじゃないか? と気づいたわけですよ。

 他人に自分を紹介するときにも、仕事を円滑に進めるにおいても、やはり最初の名刺交換は大事だと思うんです。
 なのに、今の今まで私には名刺がなかった


 かといって、普通の名刺を作ったのではおもしろくない。
 ある程度、肩書きにはったりが利いている方がいいでしょう。
 



studio タテじわ
代表・シナリオライター
 籐太



 やはり男は肩書き。
 私がstudioタテじわの代表だ!

 もちろん、このstudioに所属するシナリオライターは俺一人

 本当は、肩書きを代表取締役にしたいくらいですが、別に会社というわけじゃないので諦めました。


 それでも一応は満足した私は、さっそくこの名刺案を友人に見せましたよ。
 すると、彼は一言……





「相変わらず籐太はエロなあ」

「はあ? 突然何を言い出すのかね、君は?」

「だって、このタテじわって……
 マ●コの割れ目のことだろ?」











 いろいろ言いたいことはありますが、とりあえず君はこのサイトのタイトルが『眉間にマ●コ』という意味だと思っていたということですか?


 というわけで皆さん、これからも『眉間にマ●コ』をよろしく! ……籐太でした。


2006/09/12

 乳首のすぐ横を虫に刺されました。
 乳輪の一部がもうひとつの乳首のようにぷっくりと盛り上がり、まるで複乳です

 正直、気持ち悪い……ていうか、このダブル乳首状態では、恥ずかしくて銭湯にも行けませんよ!

 仕方がないので爪切りを出します。

 新乳首のほうを、プチッと潰します






 すると、どうでしょう?






 血が、ぴゅーーっと出て(以下ry


 籐太です。

 いやはや、またも日記に時間が開いてしまいましたよ。
 まあ、マスターアップしてからこっち……

 ひたすら寝て過ごしていたので、それも仕方がない

 もちろん、それ以外のことを何もしていなかったわけではないですよ?

 プラモデル、MGアッガイを作ってやろうと制作を開始! 頭と胴体を作ったところで面倒くさくなって、やめたとか……

 アキバのファミレスでmoricさんと一晩中、エロゲーについて語り明かし、次の日は一日中、寝て終わったとか……

 シナリオの資料用に本を買い漁っていたら、気がつくと6万以上消費していて、関西へ帰る引っ越し費用も危うい。そもそも四畳半の部屋には置く場所がないとか……

 そういや、名刺完成したよとか……


 まあ、いろいろあるにはあった。
 他にもゲームをプレイしていたら、気がつくと1日が終わっていたとかもありましたね。まるで夏休みの宿題をしない中学生のような過ごし方








人間、こんな怠惰な生活を
していてはいけない!


 まったく今、気づきましたよ。
 というわけで、今週末までにSSを一本上げます。1年以上、放置されてきた1万HIT記念SSを今さら完成させてやりますよ!(どうやら、怠惰は今に始まったわけではないようです)


 というわけで、頑張るのは明日にして、今日は寝る
 ……籐太でした。


2006/09/18

 ついに……ついに、いやもの凄い勢いで今さら感、漂う中、1万ヒット記念SS――

『壁のヒビにめだま』

 を公開しました、籐太です。


 まあ、ぶっちゃけ……









 前編・後編の二部構成ですけどね!

 しかも前編のみの公開だけどな!

 要するに、まだ未完成だったりする。

 いえいえいえ、といってもですよ? ちゃんとお話としては読めるようにまとめてます

 ラストのエンディングは美しく終わってるはずですよ!

 ただ、ちょ〜っと欲を出してしまって、ミステリ形式になってたりするんです。
 だから前編というのは、問題編なんですね

 じっくりと考えてもらってから、後半の真相編を読んでいただきたいのです。


 だから、あえて数日ほど時間を開けてから後編を公開することにしました。



 そう……決して!
 決して……




間に合わなかったから
苦肉の策で前後編に
分けたわけではないんです!



 ……本当ですよ?
 では、また数日後に籐太でした。


2006/09/22

 お待たせしました。

『壁のヒビにめだま・真相編』

 を公開しました、籐太です。

 問題編でもある前編を未読の方は、まず『壁のヒビにめだま・前編』をお読みください。


 いやはや、SSのつもりで書き出したというのに、前後編合わせると、予定よりだいぶ長くなってしまいました。

 どうにもこうにも、いろいろと詰め込みすぎたようです。

 その分、タテじわらしいお話になったかなあ、とは思っていますが、前編のラストを美しい思い出にしたい人は、真相編は読まない方がいいかもしれません

 正直、この話を書いてるとき、夜中に一人でガクブルしてたわけですが……さて、作者が感じた恐怖の何分の一が読者に伝わっているでしょうか。

 そちらのほうがある意味、ガクブルですね。

 まあ、この作品を執筆するに辺り、毎日何時間もドリンクバーだけで居座っていた青梅街道沿いの某ジョナサンには、とりあえずお礼を申し上げておきます。ご迷惑をおかけしました。

 でも休みの日以外はいつもガラガ(以下略)なので、別にいいですよね?

 というわけで、来週29日はいよいよ『AYAKASHI H』の発売日ですよ? と宣伝だけして、今日はもう寝ようと思う、籐太でした。


2006/09/29

 先日のことです。
 アパートで一人、くつろいでいると、廊下のほうから、なにやらドアと格闘する音が聞こえてくるじゃないですか。

 古いアパートだし、鍵でも壊れたのか? と思って、一応「大丈夫ですか?」と声をかけたんです。



 まあ、相手の方は女性だったんですが、大丈夫です、とおっしゃられるので私も放置して、そのままコンビニに行ったんですね。

 そして、帰ってくるとなぜか、その女性が私を待っているじゃないですか!

「どうも、私、来週、ここに越してくるんですよ






なにぃーーッ!!

 これはフラグか!? と、うかれ悶える私に突然、彼女は告げます。


「やさしそうな人だから言いますけど
 実は私……人間不信なんですよね

 な、なに!? それは……何か違うフラグだぞ
 ていうか、この展開はなにかそう……

 先日、公開した『壁のヒビにめだま』を思い出す。
 さすがに白いコートは着てませんが、まだ初秋だというのに白いダウンジャケットを羽織っています

 やべえ、めだまキターー、と理性はさっさとその場を立ち去るこべしと訴えてきますよ。

 しかし、しかしですね?

 女性はダウンジャケットを着てる割には、胸元は大胆に開かれた衣服を身につけており、しかもこの私が思わずなんておっぱいだ、とたじろいでしまうほどのボインなんです!

 仕方がないので、そのまま40分ほども立ち話……いや、人生相談をされてしまいましたよ、ふぅー。



 籐太です。

 まあ、すでに公開して1週間になっているんですが、『壁のヒビにめだま・真相編』のほうを大ざっぱに修正させていただきました。

 必要なものを足し、不要なものを削ったので、だいぶテンポ良くなったのではないかなあと思います。

 修正に当たり、相談に乗ってくださった諸氏には、この場を借りて感謝を。


 特にうんざりするほど、読み返させてしまった光姫満太郎先生。それと、めだまのイラストまで寄稿してくださった時雨先生には、お礼の言葉を述べさせていただきます。

 めだまのイラストは現在、真相編の最後にも表示されてたりします。



 まだ、SSのほうをご覧になっていない方は
『壁のヒビにめだま・問題編』
『壁のヒビにめだま・真相編』

 をご一読いただけると、凄くうれしいですよ?



 さて、もりだくさんな感じになってきましたが、9月のまとめです。
 一応、ネタバレ注意



▼書籍


○黒猫館の殺人
 作:綾辻行人

 出版順はたぶん逆だと思うんですが、島田荘司先生の作品にも似たようなトリックが使われていたのを読んだことがあったので、別段、驚くということはなく……という感じですね。

 でも作品としては、こちらのほうが好き。


○目で見て学ぶ居合道 新影流
 作:小山将生

 居合道の教本(DVD付き)です。
 さっそくDVDを再生してみると、手にした日本刀よりもアゴのほうが凶器に見えるほど、しゃくれたアゴをした素晴らしい師範が演武を見せてくれますよ。お奨め


○古武術・剣術がわかる事典
 
作:牧秀彦

 古流剣術の歴史について、だいたいの知識を得ることができます。そこそこに資料性も高い。


○ドリームノッカー チョコの奇妙な文化祭
 作:御影

 テンポ重視のためか、キャラが異常事態を簡単に受け入れすぎているところが個人的には少しついていけない感じ。
 その代わり、どのキャラも生き生きとしているので、キャラの行動を見てるのが楽しいですね。

 特に某キャラのハードレズぶりがたまりません。普通、そこでエロシーンだろ! と思わないでもない。
 ていうか、純愛に対して、そういう見方しかできない私が不純なんでしょうか?


○マリア様がみてる 特別でないただの一日
 作:今野緒雪

 文化祭がきて、スール一周年を迎えた祐巳ちゃんと祥子様。
 今日だけが特別なんじゃない、あなたと過ごす毎日が特別なんだと臭いセリフを吐く祥子様に感涙する祐巳ちゃん。

 でも読みながら俺が、毎日じゃ特別にならないだろう、と突っ込みを入れていたのは内緒だ。


○マリア様がみてる イン ライブラリー
 作:今野緒雪

 文化祭後日談的、短編の連発。
 最近の、ドリルのツンデレぶりをなんとかしてほしいと思う。


○フルメタルパニック! 疾るワン・ナイト・スタンド
 
作:賀東招二

 話、展開には、特に目新しいところは見当たらず。
 それでもおもしろい辺りが作者の実力か?

 個人的には、かなめよりもテッサのほうが好き。


○フルメタルパニック! 本気になれない二死満塁
 
作:賀東招二

 フルメタルパニックの小話集。
 前にも書いたと思いますが、いるだけでおもしろい主人公は本当にずるい


○さゆり 上
○さゆり 下
 
作:アーサー・ゴールデン
 訳:小川高義

 私はこの本で、芸妓さんにも姉妹(スール)制度があることを知りました。
 これからは舞妓さん、芸妓さんの時代だと思った


○祇園の課外授業
○芸妓峰子の花いくさ
 
作:岩崎峰子

 作者は、さゆりのモデルにもなったという、本物の元芸妓さん。そのエッセイですね。
 この2冊は内容的には似たものですが、課外授業のほうが簡単に書かれており読みやすく、逆に花いくさは難しい分、詳細に書かれています。

 モデルになったというだけあって、さゆりと重なる部分も多い。合わせて読むと、おもしろさも倍増です。



▼エロゲー

○鳳凰戦姫 舞夢
 LiLiM

 鬼畜ルートのみクリア。純愛ってなんですか?
 NTRと呼ばれる特殊な属性に特化しているため人を選ぶ作風ですが、私は嫌いじゃないですよ?


○沙耶の唄
 ニトロプラス

 少し古い作品ですが、プレイ開始直後からビシビシ衝撃を受けまくりました。単なるグロ作品ではない。
 短いながらも、衝撃の連続で、飽きさせません。
 やはり虚淵さんはすげえ、と実感させられました。


○斬魔大聖デモンベイン
 ニトロプラス

 アルルートのみクリア。
 スーパーロボットのお約束をこれでもかと詰め込み、さらにクトゥルー神話の要素も加えられています。
 ある程度、クトゥルーの知識があったほうが楽しめると思います。

 ちなみに上の沙耶の唄もクトゥルー。


▼同人

○東方花映塚
 上海アリス幻楽団

 凄まじい弾幕が吐き出されるシューティング。ぶっちゃけ、マゾゲー。

 密かに東方シリーズは、全部集めていたりします。
 ただエキストラステージまですべてクリアしたのは、今のところ、この花映塚だけ。
 他は、まだ修行中……

 ゲーム自体も楽しいが、根底にある世界観が好き。
 音楽も同人作品(インディーズ)とは思えないほど、レベルが高いです。



◎総括

 9月読んだ書籍は12冊。
 今年読んだ書籍は、これで108冊です。

 ちなみに今月のお奨めは……特にないですね。
 あえて、上げるならさゆり。

 エロゲーをお奨めしてもいいなら、『沙耶の唄』。びしびしと俺の脳に来ました。
 どんどん引き返せなくなっていく展開とその描写、追いつめられ、せつなく終わるラストに言葉もありませんでした。






 そうそう、明日で私、籐太は東京を去ります
 今後は再び拠点を関西に移して活動いたします。

 東京の方、どうもありがとうございました……
 関西の方、またよろしくお願いします。

 あと本日は『AYAKASHI H』の発売日でもありますので、そちらのほうもどうぞよろしく……籐太でした。






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